あいさつするたび~、っていうACのテレビCMがあります。
で、昨日ふと思い出したのが、
「外国人に一つだけ日本語のあいさつを教えるとしたら、最も便利なのは何か」
というもの。
さて、どうでしょう?
ありがとう、こんにちは、やあ、おいっす、ちょりっす、マジっすか・・・
まだまだ、日本語にも挨拶の言葉はたくさんあります。
その中から、たった一つだけ選んで外国人に教えるとしたら、皆さんは何を選びますか?
人気がありそうなのは「ありがとう」でしょうか。
気持ちは分かりますが、朝出会った知り合いにいきなり「ありがとう」はおかしいですね。
「こんにちは」は、昼だけではなくけっこう広めに使えますが、出会った瞬間の挨拶以外には使えないでしょう。
他もそうです。
マジっすか、にいたってはもはや使えないです。(そもそも挨拶じゃないし)
下手に使うとあっちゃんがキレてしまいます(笑)
(↑ドラマを見ていない人、分からないですよね、すいません)
おふざけはこれくらいにして、そろそろ正解(?!)を発表しましょう。
「どうも」 (*´・ω・)ノ v(^∀^) (>人<)
です。
これは、中学生用の国語教材に載っていた文章で読みました。
いわゆるウケウリです。
ですが、書名も著者も忘れてしまいました。(分かる方がいたら教えてください)
日本人お得意の「省略の美学」がフルに発揮されることばですね。
「どうも」は品詞でいうと副詞です。
つまり、修飾語です。
修飾する先(=被修飾語)を省略してしまえば、ありとあらゆるシーンで使える、
というような趣旨がその文章には書かれていました。
なるほどなー、と読んでいて感心したのでいまだによく覚えています。
「どうも(ありがとう)」「どうも(すいません)」などの他、
出会ったときの挨拶も、分かれるときの挨拶も、お悔やみの言葉も、ぜんぶこの一単語で足りてしまう、
まさに魔法の言葉が「どうも」です。
さてさて。
この省略という現象、実に便利な一方、実にあやふやなものです。
同時代の、しかも仲間内なんかでは問題ないとして、
1000年も前の、いわゆる「古文」を読む時に大変やっかいなのが省略です。
特に主語の省略が多くの学習者の頭を悩ませます。
例えば、
「殿、例の酔はせ給へり。わづらはしと思ひて隠ろへゐたるに」(紫式部日記)
なんていう文章。
「隠れているのは誰よ」ってなことになりますよね。
まあ、これは比較的簡単です。
もちろん、省略されている主語は作者(=紫式部)です。
ポイントは2つ。
日記文学ですから、作者の近辺について書いているのが普通だということ。
つまり、日記を読むときは常に作者の存在を意識しておく必要があるということです。
次に「わづらはしと思ひて」という主観的表現(心の中)を述べていること。
他人の心中であるならば「~と思った『ようで』」くらいの表現になるはず。
ちなみに訳してみると、
「殿(=道長)はいつものように酔っていらっしゃる。(私は)やっかいだと思って隠れていると」
こんな感じです。
他にも、敬語、因果関係、対比、並列、など色んなものに着眼しながら読んでいくことになります。
まあ授業でもミッチリ教えていくことになります。
これから古文を学習していく人、頑張っていきましょうね。
趣味で古文を読む人の参考になるようなこともこのブログで書いていけたらな、と思っています。
そうですねー…笑
マジッすか!?笑1は少ししか知りません;
あっちゃんが発狂してた理由、それだったんですね…笑
1見たーい!(>_<)…けど、我慢しますー(*_*;
受験終わったら全部借りようー…笑
この間のコメント、すいません、笑S.Iです。笑
そうなんですねーw笑
趣味では読みませんが、古文がんばります。笑
マジっすか、はなんかビックリした時に使っていいと思います♪笑
そして別にいくらマジっすか、を使った所であっちゃんはキレないと思います…笑
別に謝らんでもよいですよww
「マジっすか」はビックリした時に使っても良いけど、挨拶じゃないでしょうww
「マジすか学園1」の方だと、
「マジっすか?」って言葉を聞くと前田敦子がキレて暴れる、という設定だったでしょ。
1は見てないんだっけ?
まあ、確かに「あっちゃん」ではなく「前田敦子」なのかな。
あ、くれぐれも今から1を見るとか言い出さないようにww
受験が終わるまでは禁止だからね。