徒然草~色香には勝てません~


[色香]女性の美しくあでやかな容色

[色気]女性の持つ性的魅力

だそうです。by.旺文社国語辞典(第八版)

まあ、でも僕の感覚では[色気-エロス30%]+爽やかさ=「色香」って感じでして。

爽やかなセクシーさはすべて「色香」と表現してしまいます。

AKB48で言うと、松原夏海ちゃんは「色香」、河西智美ちゃんは「色気」ってのが僕の見解。

というわけで、いつまでも夏海ちゃんとの握手会記事が最新記事じゃまずかろうと思い、

何か古文を書こうと決意したのですが、100%引きずってます(笑)

てなわけで、『徒然草』です。

って、書いてから気づいたんですが、この章段は過去に1回取り上げていました(笑)

なんか、半分くらい書いたところで思い出した・・・


【原文】
世の人の心まどはす事、色欲にはしかず。人の心は愚かなるものかな。
匂ひなどは仮のものなるに、しばらく衣裳に薫物すと知りながら、
えならぬ匂ひにはかならず心ときめきするものなり。
久米の仙人の、物洗ふ女の脛の白きを見て通を失ひけんは、
まことに手足、はだへなどの、清らに肥え脂づきたらんは、外の色ならねば、さもあらんかし。


【現代語訳】
世の人の心を惑わすことでいえば、性欲以上のものはない。人の心は愚かなものであることよ。
いい香りなどはかりそめのもので、しばらくの間、衣服に香をたきしめたものと知りながらも、
何とも言えない芳しい香りには必ず胸が躍るものである。
久米の仙人が、洗濯をする女のふくらはぎが白いのを見て神通力を失ったとかいうのは、
本当に、手足や肌などが、美しくふっくらと肉づきがよいのは、他の類の誘惑ではないから、無理もないよ。


というわけで、1度取り上げていることに気づいても、ひるまず押し通しました(笑)

だって、書いちゃったんだもん。途中まで。

そして前回と訳がほとんど同じ(笑)

まあ、同じ文を同じ人間が訳すとこうなるんですね。

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