新年、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の年賀状で、左が一般用、右が夏海ちゃんバージョンです。
さて、元旦の朝日新聞の「天声人語」に次の歌が紹介されていました。
新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけよごと
〔新 年乃始乃 波都波流能 家布敷流由伎能 伊夜之家餘其騰〕←万葉仮名ver.
訳)新年の元日、まさに初春の今日降り積もっている雪のように、喜ばしいことがますます積もっていきますように。
『万葉集』に入っている、大伴家持の歌です。
全20巻・総歌数約4500首からなる『万葉集』のラストを飾る歌です。
4回も使われている「の」という助詞が心地よいリズム感を作っていますね。
同じ「の」でも最初の3つは名詞を修飾する用法、最後の1つは比喩の用法で「~のように」と訳します。
ちなみに「新しき」は「あらたしき」と読みます。
まさにこの家持の歌のように、良いことがあるといいのですが。
消費税は上がるし景気は良くないし外交も (―人―)チーン だし大島優子は卒業するし、
ε- (-●_-`o) ハフ-ン…
て感じですが、祈るだけは祈っておきましょうか。笑