個人的ドライブに最適な10曲<2016GW~Midnight編>です。
前回の昼バージョンに引き続き、夜バージョンです。
昼とは大きく違う曲調がズラッと並びました。
⑩I REMEMBER CLIFFORD/JR.モンテローズ
夜の雰囲気にバッチリ合う、ジャズの名バラードです。JR.モンテローズの《THE MESSAGE》に収録されているバージョンが最高に好きで、歌ではありませんが、「絶唱」という言葉がふさわしい魂の演奏です。雰囲気だけならもっと上位に来ても良いはず。しかし、この曲は天才トランペッター、クリフォード・ブラウンの追悼曲なのです。しかも、クリフォード・ブラウンは自動車事故で亡くなっているので、縁起の悪さによりこの順位。
⑨夜風の仕業/柏木由紀(AKB48)
オレンジ色の三日月が空の端っこで拗ねてるみたい♪ と歌い出すこのバラードはデートをすっぽかされた女性が拗ねてる心情を歌った名曲です。柏木由紀のソロ曲で、声質が曲と非常によくあっています。しかし、特に柏木由紀が好きなわけじゃないのでこの順位。
⑧DOUBLE BASS/ロン・カーター
大人っぽい。渋い。カッコイイ。
⑦CAT’S EYE/杏里
アニソンかよ、って言わないで。だって超カッコイイし。月明かり浴びてウィゲッチュですし。まあ一つ言えるのは、この曲の音源を持っていないのでこの曲を聴きながらドライブする予定はないということです。
⑥シャムネコ/AKB48
家出してきたシャムネコが勝手に棲みついた話です。K4th《最終ベルが鳴る》公演で歌われた曲です。夜っぽい曲ですがテンションは高めの曲です。かなり好きな曲でございます。
⑤チュニジアの夜/スタン・ゲッツ
タイトルにズバリ「夜」って入ってますからね。しかし、アート・ブレイキーの演奏は激しすぎて今回のコンセプトには合いません。スタン・ゲッツの《WEST COAST JAZZ》というアルバムに入っているバージョンがクールで良いです。
④O GRANDE AMOR/スタン・ゲッツ
連続してスタン・ゲッツ。そしてこの演奏は<Daytime編>でも選びました。夜の方がより合うので順位が上がっています。昼と同じく《SWEET RAIN》版を推したいですが、夜なら《ゲッツ/ジルベルト》の演奏でも良いかもしれないのでYoutubeからは後者にしてみました。
③交響組曲《シェヘラザード》/リムスキー=コルサコフ
カランダール王子の物語(フェドセーエフ)
バグダッドの祭り、海、青銅の騎士の立つ岩での難破、終曲(フェドセーエフ)
シェヘラザードは「アラビアンナイト」の語り手の女性の名です。威圧的なシャーリアル王のテーマはさておき、美しいシェヘラザードのテーマには心を洗われます。清らかな気持ちで運転できます。無謀な追い越しなどするものではありません。
②エンドロール/梅島夏代(AKB48)
ユニット曲と言われるものです。梅田彩佳・大島優子・松原夏海・野呂佳代の4人で組んだユニットが梅島夏代。もとは自分たちで勝手にやっていた非公認ダンスユニットだったのが、そのまま採用されて劇場公演で楽曲提供されたのが「エンドロール」。夜のバーを舞台にした歌の世界です。
①PARK AVENUE PETITE/ブルー・ミッチェル
作曲はベニー・ゴルソン。《BLUE SOUL》というアルバムに収録されているのですが、名曲すぎるし、名演すぎます。本当に素晴らしい。夜に似合う曲で、逆に言えば昼にはまったく似合わない曲でもあります。信号待ちとかで止まっている時にかかってもいいですね。
夜はジャズが増えました。
筆者がいかに単純な人間であるかがモロに表れているように思います。笑
昼バージョンはこちら。