伊勢物語~月の桂~


【原文】
むかし、「そこにはあり」と聞けど、消息をだに言ふべくもあらぬ女のあたりを思ひける。

  目には見て手には取られぬ月のうちの桂のごとき君にぞありける


【現代語訳】
昔、「どこそこにいる」とは聞くが、手紙をさえ書いて送ることもできない女のいるあたりを恋しく思った。

  目には見て…〔目には見えているのに手に取ることができない、
                      月にあるという伝説の桂の木のようなあなただなあ〕


短いですね。『伊勢物語』の第73段です。

「消息(せうそこ)」とは、①取り次ぎを頼むこと、②手紙を書くこと・手紙、の意味があります。

「~さえ」という意味を持つ副助詞「だに」がついているので、「手紙さえ書いて送ることもできない女」となります。

「月のうちの桂」とは、月には桂の木があるという中国の伝説によるものです。「月桂樹」との関係は知りません。


この女性というのは69段から始まるシリーズで、斎宮を指すと考えられます。

ですが、そんなことはどうでもいいのです。

 

ド━━━━デモ┌(´ω`*)┘イ━━━━ヨ!!

 

僕にとってはこの女性はもちろん松原夏海ちゃんということになります。

ただ、圧倒的な相違点は『伊勢物語』の主人公は一度だけとはいえ、斎宮と関係を持ったことになっていること。

ちぇーッ!糞プレイボーイめが。いい気なもんだよなあ。

ま、その代わりこっちはいくらでも手紙(ファンレター)出せますけどね!

でも1回しか出したことないな。 ← 「え!?出したことあるのかYO!」という塾生の声が聞こえてきます(笑)

てことで。

 

夏海ちゃ━━━━━━━━ん!(●´Д`●)

 

待っててね。

明日に続く。

 

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Posted in 古文

2 Responses to 伊勢物語~月の桂~

  1. 伊東源 より:

    この内容でどう続くのでしょうか…┣¨ッキン((*゚д゚*))┣¨ッキン

    • takamura より:

      さあ、どうでしょう。
      ひょっとしたら、単に『伊勢物語』の74段に続くだけかもしれませんしね!