ブラックペアン

TBSのドラマ『ブラックペアン』が終わりました。

 

ネタバレあり。
今後視聴予定の方注意!

 

3話くらいから見ていましたが全体的には非常に面白かったです。

で。

渡海先生が金に汚い感じでありつつ、最後は正義なんだろうな、というのはすぐに分かりました。
(なんせ、ニノだしw)

一方、佐伯教授がよく分からず、特に渡海との対立・反目が顕著になるにつれて、「佐伯は悪なのか?」という疑いが強まっていきました。

渡海の父親と共著になっていた過去の論文の原稿をゴミ箱にポイしたあたりは、完全な悪オーラ。

そして最終回の土壇場で佐伯教授が突然「僕いい先生だよ♪」ってなるというw

 

この『ブラックペアン』に限らず、たまに目につくこの演出。

最終回で「実は正義でした/実は悪でした」というパターンは、最後までハラハラさせる展開として大いに結構なのですが、いくら何でも中盤の演出は過剰すぎただろう、と思わせてしまうようではいけません。

『ブラックペアン』は、最終回を見終わった上で改めて最初から振り返って見たとき、明らかな違和感があります。

内野聖陽さんが素晴らしい存在感で演技をしていただけに、中盤での過剰な演出がもったいない傷になったな、という印象です。

ああいう、視聴者をハラハラさせるためだけのご都合主義的な演出はやめてほしいものです。

キャラに一本筋を通してくれよ、という思いです。

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