くしゃみ


花粉の仕業だと思います。

昨日は18時台の授業中にくしゃみがとまりませんでした。

挙げ句の果てには、Tさんに八つ当たりする始末(笑)

ごめんよ。(←悪いと思ってないけどw)

今日は今のところ昨日ほどひどくはありません。

さて。

清少納言はくしゃみが嫌いみたいです。

「にくきもの」という章段では、


鼻ひて誦文する。おほかた、人の家の男主ならでは、高く鼻ひたる、いとにくし。


と書いています。

「鼻ひる」というのがくしゃみのことです。

家の主たる男以外は偉そうにくしゃみをするなよ、と言います。

さらに、「したり顔なるもの」という章段では、


正月一日に最初に鼻ひたる人。よろしき人はさしもなし。下﨟よ。


と書いています。

一月一日限定ですが、元日のくしゃみは吉兆らしいです。

そこで一番乗りにくしゃみをした人、しかも低い身分の者に限って得意顔をするとか。

気に入らない、とは書いていませんが、不快感はあらわですね。

平安時代には花粉症なんてなかったわけで。

にしても、くしゃみって思い切りぶちかまさないと気持ちよくないですよね。

もちろん、「場」というものはあります。

女性の前ではちょっと遠慮がちにくしゃみをした方が良いのでしょう。

…てことは、昨日の授業中のは…いやいや、あれは女性の前というほどのことではない!

うん、大丈夫。

てことで、今日は無事に授業できますように。(-人-)

 

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Posted in その他, 古文

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