気分が乗って


今年の9月に毎年恒例の定期演奏会があります。

メインの曲はオットリーノ・レスピーギの交響詩《ローマの松》です。

この曲は以前に取り上げたことがあります。(←コレ

3楽章が難しいんだよー。

12/8拍子でスケールを吹くところとかもう大嫌い!出来る気がしない(笑)

まあそれはさておき、タイトルの「気分が乗って」というのは「IN THE MOOD」の和訳です。たぶん。

IN THE MOOD」やるんだって。ポップスステージで。

そういえば何かのテレビCMでも使ってましたよね、この曲。

最近テレビは見ていませんが、先月はよく流れていた気がします。

で、グレン・ミラーの代表曲であるこの「IN THE MOOD」にはサックスのソロがあるわけです。

グレン・ミラーはテナーサックス2本に掛け合いをさせていましたが、

吹奏楽のアレンジでは、テナーサックスとアルトサックスの掛け合いに編曲されています。

このソロを自分が吹くと決まったわけではありませんが、練習では何回か吹きました。

そんなことから、マイブームはビッグバンドのスウィング・ジャズ。

昔買っていたCDを引っ張り出すだけで、新たにCDを購入することもなく経済的。

家にあるCDを引っかき回していて、こんなCD買ってたっけ、という発見が。

映画《グレン・ミラー物語》のサウンド・トラック。

《グレン・ミラー物語》は本人が戦死したあとに作られた映画で、

それに合わせて新たにセッションしたものです。

これね、良いですよ、意外と。

グレン・ミラーの楽曲ばかりでなく、

映画に出てくるルイ・アームストロングの演奏も2曲入っています。

「ベイズン・ストリート・ブルース」と「オチ・チョ・ニ・ヤ(ダーク・アイズ)」の2曲です。

少なくとも、アームストロングの曲でドラムを叩いているのはジーン・クルーパ

ドラムをソロ楽器に昇華させた偉大な人です。

ベニー・グッドマンのバンドのドラマーで、後に独立して自分のバンドも持ちました。

ソロ中にシンバルを叩くことがあまりなく、リズムパターンが豊富なわけでもありませんが、

何か「華」があるというか、キタキタ、って感じがする人です。

で、グレン・ミラーの楽曲もジーン・クルーパが叩いているんじゃないかな、という気がしなくもないんです。

グレン・ミラーのオリジナル録音は本家特有の独特なサウンドの魅力があるんですけど、ドラムが弱い。

その点、このサントラ盤はパンチが効いていて良いです。

リピートをカットしたりして、オリジナルより短くなっている曲もありますけど。

わけあって視聴トラックを用意できないのがもどかしいですが、また近々この手の記事を書いた時にでも。

では、今日はこの辺で。

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