左がオリジナル《宇宙戦艦ヤマト》、右が《宇宙戦艦ヤマト2199》です。
オープニングのほぼ同じ所でキャプチャーをとってみました。
《宇宙戦艦ヤマト》は1974年にテレビ版第1シリーズが放映された作品です。
僕が生まれる3年前です。
再放送で評価された作品かと思います。
僕も小さい頃、この《宇宙戦艦ヤマト》が好きだったようです。
初めて買ってもらった自転車がヤマトでした。
当時は作品の良さを分かって見ていたわけではないはずですが。
その《宇宙戦艦ヤマト》ですが、昨年から《宇宙戦艦ヤマト2199》としてリメイクされています。
映画で先行公開しており、今年に入ってからTBSでテレビ放映も開始されました。
原作をリスペクトしつつ、作画やストーリーを洗練させよう、という意図が素晴らしいです。
骨子は変えずに、細部の矛盾を解消し、肉付けをしていくのが2199。
原作リスペクトの精神は、オープニングにも表れています。
《宇宙戦艦ヤマト》op
《宇宙戦艦ヤマト2199》op ※ささきいさお版
ヤマトが大地から飛び立つところとか、艦長室のアップから全体が映し出されるところとか、
ラストの後ろ姿とか、原作を踏襲しながらCGにおこした感じが素敵すぎます。
ちなみに、2199のオープニングアニメーションの絵コンテは庵野秀明氏です。
《ふしぎの海のナディア》や《新世紀エヴァンゲリオン》の監督ですね。
ヤマト2199そのものの総監督に庵野秀明氏を据えようとしたけれど、エヴァの制作で忙しく無理だったとか。
そもそも、宮川泰さんが書いた《宇宙戦艦ヤマト》という曲が素晴らしすぎます!
第二の国家だと個人的には思っております。
フィンランド人にとっての《フィンランディア》的存在。
もちろん阿久悠さんの詞もまた素晴らしいです。
この曲の力が《宇宙戦艦ヤマト》という作品の魅力をより大きくしていると思います。
というわけで、第1回はオープニングの新旧動画でした。
※2199テレビ版の後半でOPが変わりましたが、あれはなかったことにしています(笑)