台風18号がやってきました。
偏西風が強い影響であっという間に過ぎていきましたけど。
横浜は10時ごろがピークで12時には晴れ間がのぞいており、洗濯すらしております。笑
さて、「台風」というのは外来語typhoonタイフーンの当て字です。
日本では古くは「野分のわき」と呼んでいました。
『枕草子』の
野分のまたの日こそいみじうあはれにをかしけれ。
〔台風の翌日はとってもしみじみとした感じがして面白いわ〕
という文が非常に有名です。
野分というのは文字通り「野を掻き分ける強風」ということです。
一方、typhoonというのはギリシャ神話に出てくる「テュポン」が語源だという説があります。
テュポンというのは恐ろしい神であり怪物で、目から炎を出し、凄まじい風を吹き出し続けるそうで。
普通に使っている「台風」という言葉の語源がギリシャ神話にあるというのは面白いですね。
まあ、ひとつの説にすぎないのですけども。